パスタの麺っていろんな種類がありますよね。
太さや長さ、形などいろんな種類のパスタ麺があります。
実は、美味しいパスタを食べるためには、ソースとの相性も考えて麺を選ぶことが大事なんですよ。
この記事ではパスタの中でも、日本人がよく食べるロングバスタの麺の種類とそれぞれに合った料理やパスタソースを紹介します!
一般的には、細いパスタはシンプル系でオイルベースなどが合い、太い麺には味の濃いソース、クリーム系やチーズなどの濃厚なソースが合います。
パスタを美味しく食べるには、麺とソースの相性も大事なのですが、それ以前に茹で方が上手に出来なければ元も子もありません。まずはパスタの種類をみていくまえに、美味しいパスタの茹で方をご覧ください。
ロングパスタ 美味しい茹で方 4つの注意点
ロングパスタとはその名のとおり長い紐状のパスタで、長さが25cmに揃えられています。
美味しく茹で上げるには次の4つに注意をしたいところです。(1人前のパスタ量は80~100gぐらいが目安)
1.茹でるお湯の量
たっぷりめのお湯で茹でることで麺がお湯の中で踊り美味しく茹で上がります。
目安は、
- 1人前・・・2リットル
- 2~3人前・・・3リットル
家庭の場合、それ以上の量を茹でる場合には分けて茹でた方がよいです。麺がくっつきやすくなり上手く茹で上げれません。
2.塩の入れる量
茹でるお湯の量に対して1%が目安です。つまりお湯1リットルに対して10g。
- 2リットルなら20g(大さじ教1杯)
- 3リットルなら30g(大さじ弱2杯)
※塩の分量は、大さじ1=18g、小さじ1=6gです。
3.あまり混ぜすぎない
麺をお湯に入れたらすぐに面全体がお湯に浸るようにします。その後すぐに混ぜ、麺と麺とがくっつかないようにします。あとは時々混ぜる程度で十分です。
あまり混ぜすぎると、麺の表面が壊れてしまいソースが絡みにくくなります。
※麺をお湯に入れる時のコツは、少しひねってからパッと麺を離すと、円状に広がって入ります。
4.茹で時間に注意
目安は表示時間より1分程早めに茹で上げます。あげる前に1本だけつまみ食いをして固さを見てみましょう。
麺の真ん中に少しだけ芯が残っているぐらい(アルデンテ)が、食べるときに余熱でちょうど良い固さでコシのある状態になります。
※冷製パスタの場合は、芯が残らない状態でしっかりと茹であげます。(固くなってしまうため)
それでは実際にロングパスタの種類とそれに合ったソース・料理を見ていきましょう!
ロングパスタの種類と組み合わせソース・料理
カッペリーニ
太さ:0.9㎜
形状:丸型(断面)
語源は「髪の毛」でかなり細目のパスタです。イタリア語の発音では「カペッリーニ」が近いんだそうですが、日本人には「カッペリーニ」の方が発音しやすいためか、こちらの発音で呼ばれています。
合うソース・料理は・・・コンソメ系のスープの具として。カラスミやキャビア、魚介など相性が良い。冷製パスタにも合う
カッペリ ダンジェロ・・・カッペリーニをインスタントラーメンのように塊(かたまり)状にしたもの。「天使の髪の毛」の意味が語源に。
リングイーネ
太さ:短辺1㎜、長辺3㎜
形状:楕円(断面)
語源は「舌」で、弾力があり、モチモチとした触感があります。
合うソース・料理は・・・ジェノヴェーゼ、魚介のトマトソース、クリームソースなどよく合います。
フェデリーニ
太さ:1.3mm
形状:丸型(断面)
語源は「糸」で細目の部類に入ります。
合うソース・料理は・・・アーリオ・オーリオ(ペペロンチーノ)などオイル系のソース、ジェノベーゼと相性が良いです。冷製パスタとしても使えまず。
スパゲッティーニ
太さ:1.6㎜
形状:丸型(断面)
語源は「紐(ひも)」。スパゲッティの少し細いタイプの麺です。日本ではスパゲッティと並びパスタの定番的な存在。
合うソース・料理は・・・基本的には、万能パスタでいろんなソースに合います。スパゲッティより細目なので、シンプルなトマトソースなどがより合うでしょう。
スパゲッティ
太さ:1.9㎜
形状:丸型(断面)
日本人にとってもっともポピュラーで馴染みの深いパスタといってよいでしょう。
合うソース・料理は・・・基本的にはどんなソースとでも合わせやすい万能パスタ。スパゲッティーニよりも太いスパゲッティーはクリーム系など濃厚なソースとの相性が抜群。
フェットチーネ(タリアテッレ)
太さ:5~10㎜(幅)
形状:平ぺったい
語源は「薄切り」「切る」。イタリア南部ではフェットチーネ、北部ではタリアテッレと呼ばれています。
フェットチーネは「薄切り」、タリアテッレ「切る」という意味が由来。日本の「きしめん」に似ています。あらかじめトマトやホウレン草などを練り込んである麺もあります。
合うソースや料理法・・・ミートソースやカルボナーラなどコクのあるソースとの相性が抜群。クリームソース系がしっくりと味わえるパスタです。
パッパルデッレ
太さ:20mm(幅)
形状:平ぺったい
きしめん状の形のパスタで、タリアテッレの2倍ほど幅広い。イタリア語で「たくさん食べる」「食いしん坊」という意味が語源に。
合うソースや料理法・・・ミートソースやコクのあるソースとの相性が抜群。クリーム系のソースもよく合う。また、ボローニャ風ミートソースにもピッタリ。
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