「七五三にお祝いをもらったんだけど、お返しってどうするの~?」
初めての七五三、お返しはどうしたらいいのか?困ってしまいますよね。
そもそも、お返しは必要なのか?
贈るものは何を?
金額の相場は?
お返しの「のし」表書きはどう書けばいいの?
など、「?」の嵐です。
そんなあなたの疑問符にお役に立てればと「七五三のお返し」について色々調べてみました。
どうぞ、一緒にご覧ください。
七五三のお返しはどうするの?
基本的には、子供の成長祝い(七五三の他にも初節句や入園、入学など)の場合、お返しは不要です。
なのですが・・・
昨今、「何もお返ししないのも気が引ける・・・」「相手に失礼と思われるのも・・・」「義父母、義兄弟との関係を考えて・・・」などを理由に、内祝いとしてお返しをする家庭が増えてきています。
お返しの方法としては、
1.一緒に食事をする席を設ける
2.内祝いの品を贈る
この2つが一般的です。
1.一緒に食事をする席を設ける
両親や親戚からお祝いを頂いた場合、食事会や宴席を設けることがお返しとなります。
一般的には、大人1人1,500円~3000円程度のコース料理など、レストランと相談して出してもらうパターンが多いようです。
相手に気を使わせないよう、お祝いで頂いた額の1/3~半分程度に収まるように、お食事に招待すると喜ばれるでしょう。
この食事会を設けた場合、内祝いの品は不要ですが、七五三の記念写真など祖父母に贈ると喜ばれるでしょう。
2.内祝いの品を贈る場合
◆贈るものは?
品物、カタログ、商品券などを贈ります。
※品物だと相手の趣味などもあるので、好みの商品を選べるカタログを贈る方が増えてきています。
しかし、選ぶのが面倒だったり、そもそもカタログから選ぶこと自体忘れて期限が過ぎてしまったりと、嫌がる相手もいるようです。
有効期限のない商品券が喜ばれる場合も多いようですので、相手に合ったお返しをするのが良いでしょう。
贈るとタブーなものが、あるので要注意!!
・ガラスや陶器類 ・・・割れる、壊れる
・ハサミ、ナイフ等 ・・・縁が切れる
ということで、上記の2つは贈らないようにしましょう。
遠方の親戚の場合
遠方の親戚へのお返しは、食事の席を設けるのは相手に負担をかけてしまうので、内祝いの品を贈るのが良いでしょう。
相手から頂いた金額が少額の場合
相手から頂いた金額が少額の場合は千歳飴やお赤飯・菓子折り程度のお返しをすれば結構でしょう。
千歳飴については、子どもに贈るものとは別に、お返し用として、のし袋入りの物も販売されています。
親しい知人などに、しっかりしたお返しをしたい場合
相手の性別や年齢などを考え、ブランド物のお菓子やハンドタオルなどがおススメです。
頂いた額の1/3~半分程度が相場です。
◆ のし袋の書き方 ◆
七五三のお返しの「のし」の、名目や名前など表書きの書き方はどうでしょうか?
1.上の段(名目)は「内祝」または「御礼」と書きます。
※「七五三内祝」や「寿」としても大丈夫です。
2.下の段にお子さんの名前を書きますが、ここは姓は書かなく下の名前のみを書いてください。
3.水引は紅白の蝶結びを選びます。
お子さん自身が書いたメッセージや、お子さんの写真などを添えると、喜ばれるでしょう。
お祝い返し 相場は?
七五三の場合、貰ったお祝いの 1/3~半分 が、お返しの相場です。
お返しは、「貰った金額の半分」という決まり的なところもありますが、七五三は身内のお祝いです。
きっちり半分だと他人行儀のように思われてしまう場合もあるので、臨機応変、相手に合わせて金額を決めれば良いと思います。
七五三のお返しは、する側も受け取る側も、「負担を感じない」範囲で行うことが大切です。
※七五三に限らず、お祝いに貰った以上の金額の物は返さないがマナーです。
昔から、お祝いに貰った以上のお返しすることは、「お祝いを頂いたのは迷惑」という意味になりますので要注意です。
お祝い返し いつまでに?
お祝いを頂いてから、日が浅いうちにお返しをするのが良いです。
目安としては、1週間~遅くとも2週間以内にお返しをしたいところです。
その期間内にお返しが難しい場合、お祝いを貰ってから少なくとも、1ヶ月以内には、お返しするのが無難でしょう。
そのほか 七五三のココが知りたい!
あとがき
以上で、「七五三のお祝い返しの相場は?、のし袋の書き方は?マナーに注意!」をお送りしました。
お返しのマナーとして、
・頂いた金額の1/3~半分以内に抑えた方が良いこと。
・陶器類・ハサミや包丁など切るものはお返し品としてタブー。
・お返しは出来るだけ早めに、遅くても1カ月以内に。
の3点を押さえてくだされば大丈夫でしょう。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。
それではまた、「わかるのミカタ」でお会いしましょう。
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