クリスマスと言えば、プレゼント。
特に子供たちは、お楽しみにしてますよね!
そのプレゼントですが、
子供の時、靴下を枕元に準備して・・・
なんてことした方、結構いるのではと思います。
でも、なぜ、クリスマスプレゼントを靴下に入れるのか、不思議に思ったことありませんか?
サンタクロースのモデルになった人の逸話が由来
クリスマスプレゼントを靴下に入れるようになったのは、「聖ニコラウス」の逸話が由来となっています。
「聖ニコラウス」は英語で「セント・ニコラウス」。
オランダでは「シントゥ・ニコラース(Sinterklaas)」で、サンタクロースのモデルとなった人物です。
聖ニコラウスの逸話とは
昔むかし、ミュラというところ(現在のトルコ)に、ニコラウスという司教さんがいました。
ニコラウスは、世の人たちにキリスト教の教えを説いた優しい人として知られていました。
ニコラウスの住んでいた近くに、ある貧しい家族が住んでおり、3人の娘がおりました。
家族は貧しく、父親は嫁入り道具を用意してあげる事が出来きません。
悩んだ末、娘を人売りに出そうとします。
このことを知ったニコラウスはとても心を痛めます。
「何とかしたい!」
そして、真夜中にその家に近づき、窓から金貨をそっと投げ入れました。
それがなんと暖炉の近くで乾かしていた靴下の中に。
翌朝、その家族は靴下の中から金貨を見つけ、大喜び。
そのおかげで、長女は身売りされることなく無事に嫁入りできました。
さらに、ニコラウスは次女や三女の時も同じことを。
そして、3人の娘は皆、結婚することができ幸せになれました。
これが、クリスマスプレゼントを靴下に入れるようになった「聖ニコラウスの逸話」です。
「聖ニコラウス」はどんな人?
聖ニコラウスは、4世紀ごろ、現在のトルコのあたりにあるミュラという地で司教を務めていた実在の人。
貧しい人を哀れみ、善行を行っていたことで知られ、また、貧しい人や子供たちのために、贈り物をしていたとも伝えられています。
12月6日は彼が亡くなった日で、ドイツやスイスなどでは「聖ニコラウスの日」とされています。そしてこの日は子供たちにプレゼントがもらる日となっています。
今では、子供の守護聖人となっています。
以上、「クリスマスプレゼントを靴下に入れる」の由来は?でした。
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