銀行で引き落としなど申し込むときに書類で、「普通」と「当座」とありますよね。
たいていの場合、「普通」の方にチェックすると思いますが、「当座」ってなんなのでしょうか?
普通預金と当座預金の違い、2つの口座の使い分けについて解説します。
当座預金とは
会社や商売している人などがお金のやりとりするためで、手形や小切手の支払を決済するために使います。
仕事関係・業務上のお金をやり取りするために使う口座です。
※銀行通帳を見るか口座番号の最初のケタの数字が8から始まってるかどうかで判別することができます。
※現在はインターネットバンキングが普及しており、当座預金を使わず、取り引きしている会社・事業主が増えてきていると思われます。
普通預金とは
一般的に使われている口座です。たいていの方はこちらの口座を持っていると思います。
法人、個人を問わずどちらでも開設できます。
給料や年金、配当金の受取に指定できます。公共料金やクレジットカードの振り込みなど、引き落としの口座に指定することができます。
生活のためのお金のやり取りに使う口座だと思ってもらえればよいでしょう。
それでは「当座預金」と「普通預金」の違う点を、具体的に比較してみましたのでご覧ください。
当座と普通 違いを比較
当座預金
- 手形や小切手がないと出し入れできない。
- 万が一銀行が潰れてしまっても、全額保護されます。
- 無利息です。
- 口座開設には金融機関のきびしい審査があります。信用がないと開設できません。
- マイナス残高がある。
普通預金
- 自由に出し入れができる。
- 万が一銀行がつぶれた場合、1,000万円までしか返ってきません。(ペイオフ制度)
- 利息がつきます。
- 特にきびしい審査なく開設できます。
- マイナスになることはない。
まとめ
2つの口座の主な違いは
普通預金・・・「一般的に使う口座。出し入れが自由にでき、生活上の振込み・引き落としなどに使う」
当座預金・・・「企業や個人事業主が使う口座。出し入れには、手形や小切手が必要」
といったところでした。
あなたが会社や商売で経理に携わっていなければ、「当座預金」を使うということはまずないでしょう。なので、申込書の「当座」は気にしなくても大丈夫ですよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。それではまた・・・
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