ゴムが原因のラテックスアレルギーとは?果物で発症も!症状と対策は

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
ratex-aregy

ゴムが原因のアレルギー「ラテックスアレルギー」というのをご存知ですか?

この「ラテックスアレルギー」、ゴム手袋などハメた時にかゆくなったり、ひどい時にはアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるアレルギー症状です。

ひどい時には重篤な症状もあるこのアレルギー、もう少しくわしくあなたと一緒に見て参りましょう。

 

ラテックスアレルギーとは

ラテックスアレルギーとは、主に天然ゴムを原材料とする製品に触れることで起こるアレルギーです。

gomunoki-jueki

天然ゴムとは、ゴムノキという樹木から得られる天然ゴムで、ラテックスとはこのゴムノキを傷つけて樹皮からでる乳白色の液体をいいます。
それに対して合成ゴムは、主に石油を原料とした化学製品になります。

この天然ゴム製品は、医療用手袋、掃除用手袋、コンドーム、ゴム風船など、日常生活で普通に身の回りにあります。

また病院など医療関係機関では、感染予防のため医療用ゴム手袋を使用すること多く、医療関係者にこのラテックスアレルギーを発症する人が増えているようです。

gomutebukuro

 

ラッテックスアレルギーの症状

ラテックスアレルギーには色々な症状がありますが、蕁麻疹(じんましん)が最も多い症状のようです。

蕁麻疹の他には、喘息発作、アナフィラキシーショックなど重篤な症状もあります。
特にゴム手袋をはめた場合に赤く腫れたり水疱ができたり、全身にまで広がることも。

ratex-syojo

出典:http://www.takasemed.com/

 

 

ラテックスアレルギーの原因

ラテックスとは、ゴムの木の幹に傷をつけた際にそこから採取できる白い樹液のことです。

このラテックスに多くのタンパク質が含まれており、これらのタンパク質がアレルギーの原因、アレルゲンになると考えられています。

 

果物が原因「ラテックス・フルーツ症候群」も

kudamono

果物、特にアボガドやバナナなど食べた際に、10分前後で口の中にシビレなどの違和感が発症し、唇や口の中が腫れる症状を起こすことがあります。
この果物類を食べた際に発症するアレルギーが「ラテックスアレルギー」である場合があります。
それを「ラテックス・フルーツ症候群」と呼んでいます。

「ラテックス・フルーツ症候群」に関係する果物には、アボカド、バナナ、キウイ、パパイヤ、イチジク、メロン、マンゴーなどがあります。
このアレルギーの主な原因となるタンパク質は、加熱や消化でも分解されにくいため、食べないようにすることが予防と対策となります。

 

 

ラテックスアレルギー 予防

ラテックスフリーの製品を使う

ラテックスアレルギーの予防対策として、現在のところ、アレルゲンとなるラテックスに触らないことで防ぐ以外に方法がないようです。

そのため、ラテックスフリーの製品を使うのが最善の予防策になります。
最近ではこのアレルギーのことが社会的に認知されてきており、ラテックスフリーなどの製品が販売されるようになってきました。

コンドームの場合であれば、ポリウレタンタイプのものがあるのでそれを使用するのがおススメです。

 

パウダーフリーの製品を使う

手袋をハメやすくするために、パウダー付きの手袋があります。
しかし、このパウダーが皮膚の表面に細かい傷をつけてしまい、そこからアレルゲンが侵入してしまいます。

これを防ぐためにパウダーの入っていない、いわゆる「パウダーフリー」の製品を使うのが予防として有効になります。

 

 

ラテックスアレルギーが出てしまったら

jushin

ラテックスアレルギーかな?と思ったら、すぐ病院で受診をしましょう。

蕁麻疹(じんましん)など皮膚・粘膜症状には、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を処方。
喘息発作など呼吸器症状には、重症度に応じて必要な処置がとられます。
アナフィラキシーショックを起こした場合には、エピネフリン投与などを含む全身管理が行われます。
それぞれの症状に応じた治療が行われます。

 

 

ラテックスアレルギーについて まとめ

ラテックスアレルギーとは、天然ゴム(ラテックス)の製品を触れることによって、発症するアレルギーでした。
バナナやアボガドを食べた際にも発症する「ラテックス・フルーツアレルギー」というものもあります。

予防・対処法としては、ラテックスフリーなどアレルゲンとなる天然ゴム(ラテックス)に触れない事が、現在では唯一の方法です。
アナフィラキシーショックなど重篤な症状がでる場合もあるので、病院での受診をすることが大切です。

最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。
また「わかるのミカタ」でお会いしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました