スイカの種って、白色のものと黒色のものがありますよね。
ところで、どうして白と黒と色の違いがあるのか、あなたはご存知ですか?
白い種は未熟で、黒い種が熟したものと思っていませんか?
実は、この違いちゃんとした理由があるんです!!
スイカの種になぜ白と黒があるの?
それはズバリ 受精したか、していないか の違い!
実は、スイカの種は元々すべてが白色なのです。
そして、果実が熟して来ると黒になっていく種と白のままの種とになります。
黒色になる種が、受精した種。
白色の種は、受精していない種、または胚が未熟で成長しなかった種なのです。
その証拠に、実際に黒色の種と白色の種を土に植えると、黒色の種からは発芽し、白色の種からは発芽しません。
胚とは?
ちなみに胚を人間で例えていうと、
お父さん(おしべ)からの精子を、お母さん(めしべ)が受粉し、卵に精子がたどり着く(受精)と、お腹の中に赤ちゃんができます(受精卵)。
このお腹の中にいる赤ちゃんの状態が胚です。
そしてお腹の中で成長し、赤ちゃんが産まれます(発芽)。
つまり、スイカの場合、スイカの花のめしべ(お母さん)で受粉し、沢山の卵(種)のうち受精した種が黒くなる種です。
中には受精した種でも、胚が成長せず未熟なものは、白のままになります。
胚が立派に成長すると、種皮(黒い皮)をやぶって芽がでるのです(発芽)。
まとめ
いかがでしたか?
スイカの種に白と黒色の種がある理由わかりましたか?
何気なく、食べているスイカ。
よく種を見ていると、白と黒色と色の違いが・・・。
そんな違いにも生命の神秘が隠れているんですね。
夏のおやつを食べながら、子供にふと訊かれた時など、違いを伝えてあげられると良いですね!
それでは、また「rakuru わかるね情報局」でお会いしましょう・・・
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