青じその栄養はすごい!効能を最大限に引き出す調理法とは?

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夏の野菜といえば「青じそ」を思い浮かべますね。

この青じそですが、お医者さんも認める栄養のすごいスーパー野菜

カロテンに関しては、緑黄色野菜の中ではトップクラス。(カロテンの王様と呼ばれる「人参」よりも多い)

 

2017年5月16日放送の「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)で、医師100人が選んだ!本当に体に良い夏野菜ランキングで、青じそはなんと第3位

番組では、青じその栄養と効能について説明してくれました。

また、私たち視聴者にとって嬉しい効能を最大限に引き出す調理法も紹介されました。

 

そこで、この記事では「今でしょ!講座」で紹介された、「青じそ」のすごい効能・栄養や調理法やなどをお伝えしていきます。

あなたも、青じそパワーを効率よくとって、夏に負けない体になりませんか?

「青じそ」の栄養素

特に、青じその中で多い「栄養・成分」(100gあたり)

  • カロテン 11000μg ※トップクラス
  • カルシウム  230mg ※ほうれん草の3倍以上、牛乳1本(200ml)で227mg
  • 鉄分 1.7mg ※ほうれん草は2.3mg
  • ビタミンB2 0.34mg
  • 食物繊維 7.3g

その他にも含まれる主な「栄養・成分」(100gあたり)

  • ビタミンC 26mg
  • ビタミンB1 0.13mg
  • カリウム 500mg
  • リン 70mg
  • マグネシウム 70mg
  • マンガン 2.01mg
  • 葉酸 110μg
  • ナイアシン 1.0mg

とこんなにも沢山の栄養を含んでいます。

その他にもあと、香りの成分であるぺリルアルデヒドや、ルテオリンという成分があります。

青じそと他の栄養野菜と比較

他の栄養が多いとされている野菜と、成分ごとで比較した表をご覧ください。

青じその栄養比較

引用元:「林修の今でしょ!講座」

カロテンの効能・・・「皮膚や粘膜を丈夫にする。視力の維持。がんの予防、免疫力の強化。アンチエイジング」など

ビタミンKの効能・・・「骨に存在するオステオカルシン(カルシウム結合タンパク質)を活性化。カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ。 コラーゲン生成を促進し骨質を改善。骨粗しょう症の治療薬にも使用されている」

ビタミンB2の効能・・・「たんぱく質の合成に関わり、細胞の再生や皮膚、毛髪や爪をつくりだして全身の成長・維持を助ける。粘膜を保護、目や舌、唇など粘膜性の部分の健康維持」

食物繊維の効能・・・「便秘予防。整腸効果。血糖値上昇の抑制。血液中のコレステロール濃度をさげる」など。

「青じそ」の特に凄い8つの効能

昔から漢方としても使われている青じそ。

栄養の宝庫と呼ぶにふさわしい野菜で、特に、カロテン、カルシウム、鉄分が豊富です。

では、具体的にどんな効能があるのか見ていきましょう。

青じそ 栄養がすごい

1.食中毒予防

青じその香りの成分「ぺリルアルデヒド」の抗菌作用によって、食中毒予防

傷みやすいものに添えられる青じそ。

食中毒予防として添えていた昔の人の知恵ってすごいですね。

2.目に良い

カロテンが豊富にあり、このカロテンは「プロビタミンA」とも呼ばれ体内に入るとビタミンAになります。

ビタミンAは目に良く、夜盲症や目の乾燥を防ぐ効果があります。

目の粘膜を保護し、網膜の状態を良く保ちます。

 

また、青じそに含まれているビタミンB群も目に良く、目薬にもよく使われている成分。

目の疲れを防ぐ効果目から脳への神経伝達機能を良好に保ちます。

ビタミンB2は、角膜の粘膜を保護する働きがあり、B6は水晶体と毛様体筋に使われるタンパク質を吸収することを助けます。

3.美肌、美容、アンチエイジング

美肌や美白のためのビタミンとしてよく知られているビタミンC

アンチエイジング効果が高く、しみ、そばかす、しわを防いでくれます

4.病気予防・抗がん作用

こちらもビタミンCの作用で、抗酸化作用(体がサビるのを防ぐ)による老化防止

免疫力をアップし、風邪などの予防します。抗がん作用もあり、病気に強い体に。

5.貧血の予防と改善

鉄分が多く含まれており、貧血に効果的

また、葉酸が血を作る働きに関係しており、これが不足すると貧血になることもあります。

6.リラックス作用、神経をしずめる

青じそに含まれるカルシウムの作用で、イライラがおさえられ、精神安定に効果があります。

7.骨粗しょう症予防

ビタミンKは骨の吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

また、ビタミンKは“止血ビタミン”とも呼ばれ、ケガをしたときなどに血液の凝固などに関わります。

8.花粉症などアレルギーを抑える

ルテオリンはヒスタミンを抑える役割があり、抗アレルギーの効果があります。

青じその栄養、効能を最大限に引き出す調理法

ずばり、刻んで生で食べる!です。

「えっ意外」と思った方けっこう多いのではないでしょうか。

上手な「青じそ」の千切りの方法

 

まず、青じそをサッと水で洗い、軽く水気を取ります。

①青じそを重ね、茎を切ります。

②クルクルっときつめに巻きます。

③1㎜幅程度に刻みます。

④軽く水にさらしてアクをぬき、ザルで水を切ります。完成!

青じその栄養素を最大限に活かす最強レシピ

「林修の今でしょ!講座」で講師として出演の“東大ママドクター”こと伊藤明子さんが紹介してくれた最強レシピはこれです。

青じそとみょうがのお薬味ソース

青じそ 調理法

みょうがも抗酸化作用が高く、青じそと併せて食べることでダブル抗酸化パワーなレシピです!

薬味たっぷり♡みょうがと大葉の万能だれ レシピ・作り方

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上手な「青じそ」の選び方

  • 葉の色が濃く、みずみずしいもの。
  • 香りが強い
  • 葉の裏に黒い斑点がないもの。
  • 大きくなりすぎていないもの。大きいのは味も香りも落ちます。

「青じそ」の上手な保存法

少しでも長持ちさせたい場合、「空気に触れないようにする」「水分を保つ」に注意して以下の方法での保存がおススメです。

  • かるく水で湿らせたキッチンペーパーに一枚ずつはさみ、密閉容器やビニール袋、ラップなどで包みます。そして冷蔵庫の野菜室で保存。
  • 容器に水を入れて切り口を浸し、冷蔵保存する。

「青じそ」と「大葉」は違う?

元々、「大葉」というのは「青じそ」の葉っぱを呼ぶときに使われていた呼称であり、別の植物ではありません。

昔、青じそを販売するときに「花穂(穂じそ)」と「葉っぱ」とあり、それを区別するために、葉っぱの部分を「大人になった大きな葉っぱ」の意味で「大葉」と呼ばれていたそうです。

現在は、葉っぱの部分も普通に「青じそ」と呼ぶ場合が多いと思います。

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あとがき

いかがでしたか?

 

主な効能に、食中毒予防・目に良い・美肌効果・病気予防・抗がん作用・貧血予防・精神安定・骨粗しょう症予防・花粉症などのアレルギーの抑制、と様々な効果があり、本当にすごい野菜でしたね!

東大ママドクターがおすすめする、最大限に栄養素を引き出す調理法は、生で刻んで食べることでした。

せっかくのこんなにスゴイ栄養素、できるだけ効率よく摂取したいですよね。

 

それでは、青じその凄い栄養・効能を効率よく吸収して、一緒に、丈夫な体で夏を乗り切りましょう!

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