台風って〇〇号という他に、「マリア」など名前が付いているの知っていました?
誰が?なぜ?何のために?付けたのでしょうか?
台風の名前の由来
元々、台風は 米国が名前をつけていました。アルファベット順で「女性の名前」が付けられていたんです。
「カスリーン」「キティ」「ジェーン」「ドリー」など。
名付けたのは、米国空軍や海軍の気象学者たち。彼らがガールフレンドや妻の名前を愛称として使ったことから、女性の名前になったそうです。
※現在(1979年以降)は、男女差別的な意味合いからか男性の名前も用いられています。(サイクロンリスト)
しかしなんですが・・・
アメリカ人の名前ではなじみにくい、東アジアで発生した台風は、自分たちになじみのあるような名前にしうよう!
と、東アジアの諸国14の国で構成されている台風委員会が、平成12年(2000年)から提案した固有の名前をつけることに。
14の国がそれぞれ10個ずつの名前を付け、全部で140個の台風の名前がつきました。
14の国と名づけの順は以下のとおり。
1.カンボジア
2.中国
3.北朝鮮
4.香港
5.日本
6.ラオス
7.マカオ
8.マレーシア
9.ミクロネシア
10.フィリピン
11.韓国
12.タイ
13.米国
14.ベトナム
そして、平成12年の台風1号より名づけがスタート。
この最初の台風1号の名前は「ダムレイ」で、カンボジアで「象」を意味。
そして、2号「ハイクイ」中国、3号「キロギー」北朝鮮・・・
台風は、年間の発生数が平均で25.6個。5~6年で一巡し、元に戻る計算になります。
大きな被害をもたらした台風などは、台風委員会からの要請などで、その名前をそれ以降の台風には使用しない様にすることも。
また、領域外で発生した台風もあり、他領域で既に名前が付けられたものがそのままの名前になることも。
例えば元々台風ではなくハリケーンだったものが、日付変更線を越えてやってきたりなど。
↓台風の名前全140のリストはこちらの記事を参照ください。
まとめ
いかがでしたか、名前の由来わかりましたか?
元々は「女性の名前」でアメリカで付けられたものでした。意外と思いませんでしたか?
それが、日本を含めた東南アジアの国々を中心に決めるようになりました。
以上「台風の名前の由来は?元々は女性の名前だった!」でした。
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