「祝日」と「祭日」って同じ?それとも違うもの?
そんな疑問を感じたことないですか?
どちらも結局休日でお休みになるんですが、よくよく考えてみると何か違いがあるのかな?と、ふと疑問に。
そこで、祝日と祭日についてリサーチしてみました!
どうぞ、一緒にご覧ください。
「祝日」と「祭日」の違い
☑ 祝日とは
「国民の祝日」として、「国民の祝日に関する法律」※で決められた休日。この法律は1948年(昭和23年)7月20日からスタート。
Wikipediaでは、“祝日(しゅくじつ)とは、建国や独立などのその国の歴史的な出来事に由来したり、功績のあった人物を称えて制定された記念日の事。”とあります。
※「国民の祝日に関する法律」 第1条より
「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
☑ 祭日とは
皇室(天皇や天皇の親族)がおこなう、日本独自の宗教儀礼をおこなう日。
Wikipediaでは、“祭日(さいじつ)とは、宗教儀礼上重要な祭祀を行う日のこと。”とあります。
第二次世界大戦前の法律で、皇室のおもな行事が行なわれる日を「祭日」と呼んでいましたが、敗戦し「国民の祝日に関する法律」がつくられ、祭日は無くなることに。つまり法律上では祭日は存在しません。
しかし、昔の名残りがあり現在も祭日と呼ぶ人が多く、特に年配者が「祭日」と呼んでいます。
ちなみに、元「祭日」で現在祝日となっているのは、
元日(四方拝)、建国記念の日(紀元節)、文化の日(明治節)などがあります。
まとめ
いかがでしたか?
また、「祝日」と「祭日」の意味は、「祝日」は現在の法律で定められた国民の休日、「祭日」は戦前の呼び名で天皇や皇族がおこなう行事などの日でした。おわかりいただけましたか?
以上、「祝日と祭日の違いがわかる!」でした!
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